楽・農・人 ゆうゆうファーム

ゆうゆうファームのご紹介

 

ニュージーランドで初めて出合った『フェイジョア』。

 独特の花の美しさと完熟した実の放つ、得も言われぬ芳香にたちまち虜になってしまいました。建設関係の仕事を早期退職し、2003年9月フェイジョア栽培と田舎暮らしの両立できる地「いわき」に移住。農業は、初めてのことで分からないことばかり、、、フェイジョアは殆ど知られていない果物、、、栽培にあたって分からないことがあっても相談する人も無く、苦労の連続。最大生産国のニュージーランドへ渡り、栽培ノウハウの勉強。

 
 

2007年11月に日本初のフェイジョア栽培農家を立ち上げ

そして2007年の冬に約2,000㎡の梨園を借り、そこにハウスを設置。現在ではハウス内に約50本、残りの敷地では露地栽培で約40本を栽培しております。開園するまでには、以前の梨園の撤去・解体・開拓という重労働に加え、土壌検査・土壌改良・施肥計画まで2人で行って来ました。現在では、いろいろな方のアドバイスを受け、より美味しいフェイジョアをお届けできるように日々取り組んでおります。当園では、フェイジョアの他に、ブルーベリー、ラズベリー、サルナシ、ハスカップなど30種類以上の果物とヤーコン、アシタバなどの健康野菜を栽培。安全・安心をモットーにできる限りの減農薬にてすべての作物を栽培しております。『ゆうゆうファーム』を通じて、「農」のよさをわかりあえれば幸いです。2010年に関東で造園の仕事に携わっていた長男が加わり、新たに造園事業部を立ち上げました。個人邸の手入れから大規模工事まで対応しております。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

幻のフルーツ「フェイジョア」とは

 

フェイジョアはどこのフルーツ?

南米ウルグアイ原産フトモモ科の熱帯果樹。現在では、ニュージーランドが最大の生産地。一般家庭でも多く消費され、ヨーグルトやアイスクリームなどに加工される他、乾燥させた果肉を使ったフェイジョアティーが広く飲用されています。逆に原産地である南米ではそれほどメジャーではなく、一部で生食される程度のようです。日本では1980年代にキウィフルーツと同じ時期に新果樹として注目されたこともありましたが、栽培等の難しさからあまり普及しませんでした。

 
 

フェイジョアはどんなフルーツ?

果実の外見は、グリーン色の卵形。大きさはキウイフルーツほどです。果実には食物繊維が多く、又ポリフェノールは「チョコレート」と、ビタミンCは「みかん」と同等ぐらいに豊富です。果肉はクリーム色で柔らかく、内側のゼリー質の触感、独特の甘い芳香、まろやかな風味は従来のフルーツには無いものです。酸味と甘みのハーモニーがさっぱりして大人の味を堪能できます。
 
 

フェイジョアの収穫は、11月、12月!

生で食べられるチャンスは毎年11月、12月のわずかな期間しかありません。1つ1つの果実を軽く手のひらで触り、自然に樹から離れるものを収穫するタッチピックといわれる方法で収穫します。これは、落果を待たず、早く収穫すると糖度が落ちるという考察があること、また自然落果では果実に傷がつくおそれがあるためです。タッチピック法は大変手間のかかる作業ですが、最上のフェイジョアをお届けできる方法なのです。また、フェイジョアは、癒し系の素晴らしい香りが楽しめるもの魅力ですが、エキゾチックできれいな花も魅力の一つです。6月下旬~7月上旬には、フェイジョアの「花見会」も開催しております。